超希少ロレックス「ランド・ドゥエラー」がeBayに初登場 (2025-06-26)
https://www.watchpro.com/lesser-spotted-rolex-land-dweller-for-sale-on-ebay-live-starting-at-15000/
ロレックスの2025年新作モデルとして注目を集める「ランド・ドゥエラー」が、中古市場で早くも姿を現しました。オンライン競売プラットフォーム「eBay Live」にこの希少モデルが初出品され、開始価格は15,000ドルに設定されています。今年発表されたランド・ドゥエラーはロレックスが2012年以来初めて投入した全く新しいモデルで、“幻のロレックス”とも称される入手困難な一本です。早期に中古市場に登場したことで大きな話題となっており、オークションでは定価を大きく上回る高額落札になる可能性も指摘されています。
ロレックスCPO市場で激化する主導権争い (2025-06-27)
https://www.watchpro.com/corders-column-battle-lines-are-being-drawn-in-rolex-cpo/
ロレックスが展開する公式認定中古プログラム(Certified Pre-Owned, CPO)を巡り、水面下で主導権争いが起きています。開始から約4年が経過したロレックスCPOは、一部正規販売店にとって新たな収益源となる一方、従来から中古ロレックスを扱ってきた業者との競合も激化しました。この記事では、ロレックスが公式CPOネットワークを拡大することで中古市場を掌握しようとする戦略と、それに対する非参加正規店や独立系中古業者の警戒感を分析。公式認定というブランド力を武器にロレックスが中古市場で存在感を強める中、業界内で勢力図の塗り替えが進んでいる現状がレポートされています。
アル・カポネのパテック懐中時計、NYオークションで高額落札 (2025-06-24)
https://news.centurionjewelry.com/articles/detail/al-capones-diamond-pocket-watch-draws-bidders-at-sothebys-rare-patek-philippe-sells-for-4.3-million
ニューヨークで開催されたサザビーズの高級時計オークションにて、伝説的ギャングであるアル・カポネが所有していたプラチナ製パテック フィリップのダイヤ装飾懐中時計が約9万2500ドル(約1300万円)で落札されました。購入した英国の宝飾店Berry’sは、この歴史的逸品を自身のリーズ新店舗に展示する予定で、新たに開設するロンドン以外では初となるパテック フィリップブティックの目玉に据えるとのことです。また同じオークションで出品された1957年製パテック フィリップのピンクゴールド製永久カレンダー・クロノグラフ(Ref.2499)は、非常に珍しいモデルであることから入札が白熱し、最終的に430万ドル(約6億円)もの高額で落札されました。パテック フィリップの稀少モデルに対するコレクターの熱意と市場価値の高さを示す象徴的な出来事となりました。
リシャール・ミル、ル・マン・クラシック記念モデルRM 30-01を発表 (2025-06-26)
https://www.watchpro.com/richard-mille-rm-30-01-lmc-le-mans-classic-2025/
独立系高級時計ブランドのリシャール・ミルは、クラシックカーレース「ル・マン・クラシック」を記念した新作モデル「RM 30-01 Le Mans Classic」を発表しました。軽量なチタン製ケースに、可変慣性ローター機構を備えた自動巻ムーブメントを搭載し、極限まで性能を追求した設計です。文字盤やベゼルにはル・マン・クラシック公式カラーのグリーンとホワイトがあしらわれ、レーシングスピリットを強調。限定生産のコレクターズアイテムであり、その希少性と革新的技術から早くも富裕層コレクターの熱い視線を集めています。
中古高級時計市場、依然軟調もロレックスにわずかな反発傾向 (2025-06-23)
https://watchcharts.com/articles/p/8617/june-2025-watch-market-update
世界の高級時計中古市場に関する最新レポートによれば、2025年6月時点でも市場全体の価格は下落基調が続いているものの、一部に回復の兆しも見られるようです。ロレックスやパテック フィリップといった主要ブランドでは、価格高騰のピークだった2022年頃と比べても依然低調ながら、ここ数週間で僅かながら値上がりに転じたモデルも出始めました。一方でオーデマ ピゲやリシャール・ミルなど他ブランドの相場は引き続き軟調で、市場全体では2021年夏頃の水準に落ち着いています。専門家は「過熱した価格の健全な調整局面」と分析しつつ、今後は人気モデルを中心に適正価格へ収斂し、市場が安定化に向かう可能性があると指摘しています。