ロレックスに関する記事
ロレックスとの愛憎関係 (2025-04-29)
https://www.watchesofespionage.com/blogs/woe-dispatch/buying-the-new-rolex-gmt-master-ii-love-hate-review-2025
ロレックスは腕時計市場で30%以上のシェアを持つ一方、正規販売店での経験が「冷たい」と感じるファンも多いようです。需要過多で入手困難となり、「顧客リストに登録した」と言われても結局連絡が来ないケースが頻発しており、長年親しまれた「努力すれば手が届くラグジュアリー」のイメージに陰りが見えています。こうした状況に不満を抱く筆者は、ロレックスが顧客体験と販売管理を改善しない限り、次世代の時計愛好家からそっぽを向かれる可能性があると指摘しています。
タコベル駐車場で強盗、ロレックス強奪事件の被告が有罪認める (2025-05-01)
https://knsiradio.com/2025/05/01/st-cloud-man-pleads-guilty-in-10k-robbery-involving-rolex-clothing/
ミネソタ州で発生したロレックス強奪事件で、被告の男性が第一級加重強盗ほう助の罪を認めました。被告はSNSで接触した被害者を車内で襲い、約1万1,000ドル相当のロレックス腕時計を奪取。事件後の追跡中に銃を突きつけるなど大胆な逃走を図りましたが、同日中に逮捕されています。被告は共犯者と共に複数の前科があり、今回の司法取引により7年の禁錮刑が見込まれています。高額時計を狙った強盗事件として地元でも注目されました。
1942年製ロレックス、オークションで約4.7億円の新記録 (2025-04-29)
https://barringtonwatchwinders.com/en-us/blogs/blog/rare-rolex-shatters-record-with-3-5-million-sale-at-monaco-auction
第二次大戦中に試作された希少なロレックス「Ref.4113」腕時計が、モナコのオークションで約3.3百万ユーロ(約4億7千万円)という史上最高額で落札されました。Ref.4113は1942年製のスプリットセコンド・クロノグラフで、わずか12本しか製造されなかった伝説的モデルです。落札者は有名収集家オーロ・モンタナリ氏で、2016年に記録された前回の落札価格を大きく更新しました。時計市場の調整局面にもかかわらず、希少モデルへのコレクター熱が健在であることを示す結果となりました。
その他のブランドに関する記事
世界最薄ウォッチ「ThinKing」、ジュネーブ競売に登場 (2025-05-02)
https://watchesbysjx.com/2025/05/konstantin-chaykin-thinking-phillips-geneva.html
ロシアの独立時計師コンスタンティン・チャイキンが開発した世界最薄の機械式腕時計「ThinKing」(厚さ1.65mm)の製品版第1号機が、フィリップス主催のジュネーブ競売に出品されることになりました。この時計は歯車の平面配置や両面開放の香箱など斬新な機構で極限の薄さを実現し、耐久性向上のためチタン製保護シールド「PalanKing」も付属します。競売は5月10日に開催予定です。
米税関、516本の偽ブランド腕時計を押収 – ロレックスやパテックも標的に (2025-05-01)
https://upi.com/Top_News/US/2025/05/01/CBP-intercepts-counterfeit-watches-licenses/2421746120109/
米国税関・国境警備局(CBP)はシカゴ国際郵便施設で、大量の偽造高級腕時計を押収したと発表しました。4月中に中国・香港から発送された485件の貨物を検査した結果、ロレックス、パテック フィリップ、カルティエ、オメガ、オーデマ ピゲなど一流ブランドの偽物計516本が見つかったとのことです。正規品であれば数百万ドルに相当する腕時計も含まれており、近年増加する知的財産侵害の一端が浮き彫りになりました。CBP当局者は「消費者は信頼できる販売店で購入すべきだ」と注意を呼びかけており、ブランド各社も模倣品対策の強化を迫られています。
腕時計業界4月の「SITREP」 – スパイと軍事視点の異色レポート (2025-04-30)
https://www.watchesofespionage.com/blogs/woe-dispatch/watch-industry-news-april-2025
情報機関や軍事の観点から時計業界ニュースをまとめた4月版「SITREP」が公開されました。今月号では、ワシントンで元CIA長官アレン・ダレス氏愛用の複雑懐中時計(ブレゲ製)がオークションで20万8千ユーロで落札された話題や、トランプ元大統領ブランドの腕時計がついに一般にお披露目されたエピソード、米国家安全保障問題担当補佐官がロレックス着用で更迭された件、そして英国時計ブランドのブレモン社に中国軍パイロット訓練疑惑が浮上した逸話など、通常の時計メディアでは扱われないユニークなニュースが満載です。硬軟織り交ぜた視点で綴られるこのレポートは、腕時計と世界情勢の意外なつながりを垣間見せる内容となっています。