ロレックス、米国で腕時計価格を平均3%値上げへ (2025-04-25)
https://www.everestbands.com/blogs/bezel-barrel/rolex-is-raising-prices-in-the-u-s-starting-may-1st-6
ロレックスが5月1日から米国の正規販売店における腕時計の小売価格を平均3%引き上げることが報じられました。これは米国による高関税の影響に対応する措置で、同時に正規店のマージンも1ポイント削減されます。公式発表こそありませんが、関係者によれば販売現場では既に値上げが周知されており、輸入コスト増への対策として実施される見通しです。
高級時計市場に回復の兆し、価格指数がわずかに上昇 (2025-04-25)
https://watchcharts.com/articles/p/8403/april-2025-watch-market-update
時計市場の価格動向指数によれば、4月は高級腕時計の相場が全体としてわずかに上昇に転じました。主要モデルで構成される指数が前月比+0.5%と小幅ながらプラスとなり、特にロレックスは平均で+1.0%の値上がりを記録しています。一方でオーデマピゲは+1%未満の微増に留まるなどブランド間で差も見られます。昨年来続いた相場下落にブレーキがかかった形で、市場関係者は「需要回復の小さなサイン」として注目しています。
ニール・アームストロングの記念オメガ時計、オークションで2百万ドル超え (2025-04-24)
https://www.smithsonianmag.com/smart-news/a-gold-watch-that-belonged-to-astronaut-neil-armstrong-sold-for-21-million-at-auction-180986495/
月面着陸で知られる故ニール・アームストロング氏に贈られた18金オメガ「スピードマスター」記念モデルが、オークションで約210万ドル（約2億8千万円）で落札されました。この特別製の腕時計は1969年に月面歩行の功績を称えて贈呈されたもので、裏蓋に氏の名前とミッション名が刻まれています。競売収益の一部はアームストロング氏の遺志に沿った慈善活動に充てられる予定です。
高級時計窃盗、ロレックスに続きカルティエが新たな標的に (2025-04-25)
https://insurance-edge.net/2025/04/25/demand-for-stolen-cartier-watches-increasing-says-watch-register/
盗難時計データベースを運営するウォッチレジスター社の分析によれば、近年カルティエの腕時計が窃盗団の狙いとして急浮上しています。2020年以降、同社データベースで照合される盗難カルティエ時計が800%も増加しており、高級時計市場でカルティエの人気と価値が高まっていることを反映しています。ただ依然として盗難件数全体ではロレックスが最も多く、カルティエの台頭は「第二のロレックス」として犯罪グループに認識され始めた動向といえます。
ドラマ題材の高級腕時計窃盗、「リシャール・ミルは転売できるのか？」 (2025-04-25)
https://www.thenationalnews.com/lifestyle/luxury/2025/04/25/stolen-watch-market-fact-check-your-friends-neighbors-jon-hamm/
高級時計の盗難転売をテーマにしたドラマ『Your Friends & Neighbors』で描かれたような手口は現実に可能なのか、専門家が検証しています。リシャール・ミルやパテックフィリップといった著名ブランドの時計は市場で非常に目立つため、正規流通ではすぐに盗品と疑われます。盗難時計の国際データベースやメーカーのサービス網も整備されており、高額時計を闇市場でさばくことは極めて困難です。ドラマのように簡単に「足が付かない」訳ではないことが浮き彫りになっています。