最近人気のチューダーから、サイズ感が抜群のブラックベイ58をご紹介します。2021/09/17収録
型番:79030B (M79030B-0001)
BLACK BAY FIFTY-EIGHT
マニュファクチュール キャリバー MT5402 (COSC)
39 mm スチール製ケース
スチール製ブレスレット
<チャプターリスト(目次)>
00:04 ブラックベイ58 ファーストインプレッション
08:22 GMTと58似てるけどどう違う?
14:21 58の絶妙なサイズ感
22:03 これ買って後悔しませんか?
25:56 チューダー攻めすぎ!!
30:35 もっと高い時計が欲しくなったら?
37:57 ズバリ、58の魅力とは?
ブラックベイ58 ファーストインプレッション
【テイ】今日はですね、ちょっとこの時計を見ていきたいと思いますけれども
まずぱっと見てYUTA君どうですか
【YUTA】この時計かっこいいと思います
僕はデザイン的には好きなんですけど
正直あのこれ
知らなかったですね
僕はあんまり
時計に詳しい方じゃないのは
前提としてある中で
知らなかったです
デザインは好きです
【テイ】なるほど、はい
これね43万円ぐらいなのかな、で
実はこれ今
ものすごくお勧めです
【YUTA】ほー
【テイ】で、ちょっと驚いたことに僕
僕普段、時計の値段を
価格.comっていうところで
チェックしてるんですけれども
今日この収録(2021/09/17収録)の前にですね
何げなく見ていたら
なんと4位なんですよ今
【YUTA】えっ
【テイ】全部の時計の中で
【YUTA】それは何ですか
その売れ筋っていうか
人気がってことですか
【テイ】人気が
時計のジャンルの
人気ランキングが4位で
ちょっと僕びっくりして
前はこんなにランキング
上じゃなかったんですよ
【YUTA】これ何でも
絞ってないですか
【テイ】なにも絞ってないですよ
時計のジャンルで
僕いつもここ
見てますけれども
大体デイトナ
サブマリーナーで
エクスプローラーは
下行ったり上行ったり
するんですけど
トップ10は
本当にロレックスしか
入らないんですよ
でたまにカシオ
G-SHOCKとか
入ってくるんですけど
チューダーが4位っていうのは
ものすごく驚きましたけど
【YUTA】そんなに人気があるんですね
【テイ】だから僕が
お勧めするまでもなくですね
これはもう
人気の時計ですね
【YUTA】へーー
【テイ】それでこういう
時計なんですけれども
【YUTA】いい色ですね
【テイ】そうですね
ざっとチューダーについて説明すると
ロレックスのディフュージョンブランド
として始まったメーカーなので
日本で言ったら
日本ロレックスが
売ってるんですけれども
でもブランドとしては
今は袂を分かったというか
今までは本当に
同じ扱いだった感じなんですけど
だから従業員も名刺を貰うと
ロレックスの名刺
だったりするんですよね
けれども以前と違って
この修理の受付を
もうロレックス(の店舗)では
やらなくなったんですよ
以前は同じロレックスが
運営してるっていうことで
例えばこの
チューダーの時計の修理も
ロレックスの店舗でも
預かってくれたんですよ
でも今はもうちょっと
別のブランドとして展開していこう
っていうことで
独立した感じで一応
歩み始めてるんですけれども
東京の丸の内に
ロレックスの
修理センターがあって
そこの持ち込みは
大丈夫なんですけどね
まあそんな感じで
本当にロレックス
そのものなんですよ
でも昔のチューダーっていうのは
僕らが若い頃はチュードルって
呼ばれてたんですけれども
並行輸入しかなくて
15万円ぐらいで
買えたんですよね当時はね
【YUTA】はいはいはい
【テイ】で中身がロレックスの
ムーブメントじゃなくて
汎用ムーブメントと
言われるものなんですけれども
ETAっていうようなやつが
基本的には入ってたのかな
でもケースは
ロレックスだったんですよ
ケースとかブレスレットとか
なのに15万円ぐらいで
買えるっていうことで
オシャレな僕の友達なんかは
チューダー結構当時から
買ってたりしたんですけれども
今は中身もですね
チューダーのムーブメントで
すごく頑張って
いい時計作ってると思います
あとはロレックスの時計とね
すごく似てるところも
あるんだけれども
独自色を
最近結構出してきてて
こういう色使いって
チューダーだからこそ
できるというか
ロレックスで
ここまでやっちゃうと多分
往年のファンが怒ると言うか
例えばこのブレスレットがですね
リベットブレスって
いうんですけれども
【YUTA】リベットブレス
【テイ】アンティークの時計の
仕様なんですね
このブレスレットの横に
ピンで止めてあるような
そういうデザインになってるのが
リベットブレスって
いうんですけれども
アンティークウォッチの
仕様なんですよ
だからそういうあえて
古い仕様の(ものになっていて)
まあ中身は全然リベットブレスとは
違うものなんですけれども
見た目だけリベットブレス風に
仕上げてるっていう
だからロレックスができないことを
ちょっと今一生懸命やってて
結構ねヴィンテージの時計を
意識した時計作りをしてますよね
でこの時計自身もこれ
ブラックベイの58
っていうモデルなんですけれども
58が
1958年に出たモデルの
復刻版みたいな
感じらしいんですよね
それで58っていうんですけれども
昔の時計の復刻版だから
仕様もちょっと
ヴィンテージウォッチの
仕様になっていて
例えばこれ
リューズガードっていうんですけど
クラウンガードって
いうんですけど
このリューズがですね
バンッてぶつかった時に
ポロッて取れたりしないように
今の時計って
ここの両端にですね
こう飛び出ているんですよ
これロレックスの
サブマリーナーなんですけど
【YUTA】はいはい
【テイ】このリューズガードが
これは付いてるんですよね
これ付いてないですよね
これはヴィンテージウォッチの
仕様だったりするんですけれども
【YUTA】へー
【テイ】当然チューダーだって
このクラウンガード付けることぐらい
訳ないことなんですけれども
そこをあえてロレックスとは
違う独自色を出すっていうことで
そのヴィンテージウォッチの
佇まいを持った時計を作る
っていうちょっとそこが
チューダーの遊び心なのかな
っていう風に思いますけれども
あとは
これの色違いで
日焼けしたような感じの
文字盤のやつがあって
そっちの方が早く出たのかな
これは2020年のモデル
新しいんですね
そういうモデルなんですよ
でもその前に
この58が一番最初に出た時は
カタログを
あとで見せますけれども
黒文字版でゴールドが
入ってるような感じ
その黒文字盤でゴールドが
入っているっていうのは
褪色して日焼けして
こう色褪せたような
その文字盤の黒い文字盤に
ヒビが入ったりするのが
スパイダーとか言われて
高値で取引されたりとかっていう
そういう
ヴィンテージウォッチの愛好家が
喜ぶような
仕様の時計を作ってる
みたいなところもあって
だからこのブルーの前に
黒文字盤のゴールドが
入ったような
ものが先に出たんですけれども
これは1年2年あとで出てきた
色違いバージョン
ということになります
でまあ僕がね
やっぱ青い時計が好きだって
いうこともあるんですけれども
これはね
すごくねお勧めです
YUTA君みたいな人もそうだし
若い人が
「何かいい時計ないですか」って言ったら
これはすごくね
勧められるな
という風に思いますよ
GMTと58似てるけどどう違う?
【テイ】で、YUTA君あの
以前僕がこの
チューダーのGMTっていうのを
持ってたんですけど
見せたことがあるので
覚えてるかなと思うんですけど
あれね時計そんなに
興味がない人からすると
色違いじゃんぐらいにしか
見えないかと思うんですけれども
【YUTA】似てますよね
【テイ】大きさが全然違うんですよ
【YUTA】へーー
【テイ】で僕今GMTは
売っちゃったので
手元にないのでそれをね
売る前に写真撮っとけば
良かったんですけれども
写真がないので
ちょっと他の時計屋さんが
その写真撮ってるやつを
出しているページがあったので
それ今見せますね
はいちょっとこれ
エバンスっていう
有名な時計屋さんの
ページにあったんですけれども
これね左側が
今回の時計なんですよね
で右側が違うモデルの
本当にそっくりな(GMT)
これ(左側)が
ブラックベイの58ってやつ
今回のやつ39mmで
右側にあるのは
ブラックベイなんだけど
58じゃなくって
58が出る前からあった
ラインのやつなんですけど
一回り以上大きいのかな
で僕が持ってたGMTも
こっちの右側の大きさなんですよ
【YUTA】はい
【テイ】でGMTっていうのは
そもそもロレックスのGMTマスター
っていう時計がものすごく人気で
僕もロレックスの
GMTマスターが欲しくて
青と赤のベゼルの
ツートーンカラーの
ペプシって呼ばれてる
GMTマスター2っていう
モデルがあるんですけれども
【YUTA】はい
【テイ】それとそっくりな時計をチューダーが
GMTで出したっていうことで
出た時は本当にプレミアムの
ついた値段で取引されて
なかなか入手できなくて
僕も欲しくて欲しくて
頑張って
買ったんですけれども
付けてるうちにですね
やっぱりこの
右側の大きさなので
僕の普段のライフスタイルに
ちょっと合わないなと
僕が若い頃に
短パンTシャツで
ちょっとヒップホップっぽい
格好してる時だったら
そのチューダーのGMTぐらいの
ボリュームがある方が
多分バランスが
いいんですよね
逆に今回のこの58だと
ちょっと華奢かもしれない
そういうラフな感じで
つけるっていうことだと
ちょっとボリュームが
足らないかもしれないな
っていうところがあるんですけれども
今の僕にはこのチューダーのGMT
これと同じような大きさなので
ちょっとこれは大きいなと
シャツにも収まらないなと
こんな感じなんですよね
これGMTじゃないんですけれども
39mmと41mmで
本当に大きさが違って
ブレスレットもやっぱり
20mmと22mmなので
写真で見るとこれが
分かんないんですよね
【YUTA】分かんないですよね
【テイ】ちょっとここでねカタログ見せます
【YUTA】はい
【テイ】これがカタログなんですけれども
こっち(右58)が39mm
こっち(左GMT)は41mm
これカタログだけだと
同じ時計に
見えるんですよね
【YUTA】分かんないですね正直
【テイ】こっちは
文字盤が黒なんですよ
今回の58は青と青
こっちはもっと前から出てて
青と黒なんですよ
で41mmと39mm
これは最初はなかったんですよ
最初は41mmしか
なかったんですよね
でGMTもこの大きさなので
カタログとか写真で見ると
本当かっこよくて
もしかすると
ロレックスのGMTより
かっこいいんじゃないかってくらい
その当時のGMTマスターが
70時間の
パワーリザーブのやつ(126710)と
48時間の
パワーリザーブのやつ(116710)と
2種類あったんですけど
これね70時間なんですよ
パワーリザーブが
だから僕1個48時間の
黒いベゼルのやつ(116710LN)
持ってますけれども
48時間と比べたら
兄貴分のロレックスよりも
チューダーの方が
パワーリザーブが上っていうね
その下剋上が
起こっちゃったんですよね
【YUTA】うんうん
【テイ】で今まで
昔のチューダーみたいに
汎用品の
ムーブメントではなくて
どこかの有名な
時計屋さんから
ムーブメントの設計を
提供してもらって
ちょっと変えて作ったみたいな
ムーブメントなので
そのGMT用の
ムーブメントは
チューダーのGMTでしか
使われていないので
他の時計で同じ
ムーブメントを使っている
時計は世の中に存在しないので
一応マニュファクチュール
ムーブメントといって
自社製造ムーブメントを
持っているっていうことで
「いやこれはもしかしたら
このGMTはロレックス以上に
価値があるんじゃないか」
って言って
みんな本当に探して
買ったんですけど
今ねあんまり
人気ないんですよ
58の絶妙なサイズ感
【YUTA】その大きさ
だけ(が理由)ですか
【テイ】いやちょっとねあの2つ
多分理由があるんですけど
一つはマニュファクチュール
ムーブメントが
不具合が
結構あったみたいで
【YUTA】それはまあ
理由になりそうですね
【テイ】実際僕のGMTも日付送りが
ちょっとおかしくなって
途中まで時間を合わせてると
空回りするように
なっちゃったんですよね
要は時間が合わせられない
っていうことになって
で丸の内のロレックスの
修理の窓口に持ち込んで
チューダーは修理じゃなくて
中身全取っ替えなんですよ
直さないんですよ
でちょっとこれ
見てくださいって言ったら
担当の人がチェックして
あっこれちょっと
修理が必要なのでって言って
中身全取っ替えで
3週間ぐらいかかりましたけれども
保証期間内だったので
無料でした
でもムーブメントの
不良っていうのが
結構あったみたいで
お店の人もですね
買う前に
お客さんにそこをね
説明してるみたいです
だから(不具合は)
無償で修理できます
ということで
そういうね案内をしている
みたいなんですけれども
その安心して
使えないっていうところが
まずちょっと
敬遠されている
ポイントの
1つかもしれないです
もう1つは
僕でもちょっと
大きいかなっていうのは
それこそYUTA君だったら
かなり大きいと思うので
カジュアルな時に
つけるんだったら
もちろんゆうた君でも
似合うと思うんだけれども
ちょっと仕事で付けよう
という時に
あの大きさは
格好を選ぶんじゃないかな
っていうところがあって多分ね
その2点でちょっと敬遠されてる
以前よりも
人気なくなってきてるところが
あるんじゃないかな
というふうに
僕は思ってるんですけれども
そうやって考えると
今回のこの58が
大きさもいい、で
GMTっていうのは
一応複雑時計になるので
これ日付もないんですよね
【YUTA】あ、本当ですね
【テイ】日付もなくって
本当に針が3つ
あるだけの時計なので
複雑ではないんだけれども
大きさもすごく
収まりのいい大きさになっていて
これは不具合あるとかいう話は
聞いたことがないので
チューダーの
マニュファクチュールムーブメントで
色もね、こう男の人は
青が好きな人
多いと思うんですけれども
今これがすごく
人気があるみたいで
ちょっと前のGMTじゃないけれども
プレミアムが付いてますねこれ今
【YUTA】へー
【テイ】2万円ぐらい定価よりも高い
価格で流通してるのかな
という風に思いますけれども
で僕がちょっとね
サブマリーナーよりも
意外とこっちがいいんじゃないかな
って思ってる部分が1つあって
これ現行の1個前の
サブマリーナーなんですけれども
ちょっと高級路線になった後の
サブマリーナーなんですね
これ40mmっていうことになってて
これ以前の40mmの
サブマリーナーより相当
このケースがごついんですよね
ここラグっていうんですけれども
ラグがすごく太くて
ちょっとこっちのね
58のラグと比べてみてください
【YUTA】まあ明らかに
【テイ】こっち太くて
こっち細いじゃないですか
実はこの前のモデルまでの
以前のサブマリーナーが
本当にこういう感じなんですよ
【YUTA】へー
【テイ】ここもシュッと細くて厚みもこんな感じ
だから
僕はこれって
現代のサブマリーナー
っていう感じがするんですね
現代のというのは
これの前のモデル(5桁サブ)って
こんな感じだったんですよ
このベゼル
セラミックなんですね
傷付きにくい
でケースもごつくなって
この素材がですね
904Lスチールとかだったかな
あの宇宙工学で使われるとかいう
そういう鉄で
すごくいい素材なんですけれども
こっちは904Lとかは
当然使ってなくて
このベセルがアルミなんですよ
でラグも細い厚みもそこまでない
っていうことで本当にね
これの以前のサブマリーナーに
そっくりなんですよね
やっぱりそこがね
マニア心をくすぐる理由なのかなと
僕はこのリベットブレス
あんまり好きじゃないから
【YUTA】どんなのが好きなんでしたっけ
【テイ】あのこういう
普通のオイスターブレスレット
これオイスターブレスレット
っていうんですけれども
何にもないプレーンな感じの
こっちの方がいいんですけれども
全くロレックスと同じ
デザインの時計を
作るわけにいかないから
こうチューダーはチューダーで
自分のカラーを出す為に
こういうアンティークな感じの仕様に
してるんだと思うんですけれども
ここ、ベゼルがアルミ
でリベットブレス
で今のサブマリーナーほど
ごついケースだったりしなくて
本当に日本人とかは
やっぱりこっちの方がね
このモデル(6桁サブ)よりも
使い易いんじゃないかなと思って
で今日YUTA君にも
おすすめしようと思ったら
価格.comでまさかの4位だったんで
もう既に人気でした
【YUTA】世間でも人気ってことですよね
なんかあれですね
これ画面上だから
はっきりした質感が
伝わってるかどうか
わかんないですけど
凄いマットな質感ですね
その全体的にというか
あんまりキラキラ感がなくて
落ち着いてる感じがいいなっていう
【テイ】これ多分チューダー全般的に
時間が経過して
こなれた感じの状態になったものを
製品として作ってる
みたいなところがあって
あえてこう
鮮やかな色合いじゃない
少しくすんだ感じの色を
使うことが多いんじゃないかな
という風に思いますね
【YUTA】でもさっき2本比べた時に
画面に飛び込んでくる
キラキラ感が違いましたもんね
【テイ】そうかもしれないですね
でこの左側に写ってるのが
今回のと同じブルーで
右側のやつが色違いなんですよ
先にこのカラーリング
のやつ(右)が出たんです
これがちょっと
こういう数字とかも
焼けてこういうふうになった
ビンテージの時計が
すごく人気があるので
最初から焼けた感じの
色合いにしたものを出したと
こっちが先に出たんですけれども
1年2年後にこの青いやつが出て
今これが人気
っていうことなんですけれども
仮に45万円だとしても
サブマリーナー買おうと思ったら
その3倍はお金を
用意しなきゃいけないので
45万円でも
やっぱり給料1か月分よりも
多いぐらいですから
130万円ぐらいの
サブマリーナーっていうのは
本当になかなか
買えないと思うので
そう考えると
まだ何とかなる
価格帯の時計なのかな
っていうふうに思うんですよね
これ買って後悔しませんか?
【YUTA】結構僕は素人目で見ると
一番そこが引っかかっていて
ロレックス買えないから
そっち買ってる感はないですか
【テイ】あります
それはあります
【YUTA】なるほどなるほど
(チューダーの)歴史としては
どれぐらいの長さなんですか
【テイ】チューダー自体は
かなり古くからありますね
ちょっとカタログ見てみましょうか
カタログにそういうこと
いっぱい書いてありますよ
1926年って書いてありますね
【YUTA】おおー
全く今まで知りませんでしたけど
そこがどうなんだろうって
【テイ】会社ができたのが
1946年となってますね
商標を登録したのが
1926年みたいです
商標登録してから
こういうことやりたいなって言って
商標を登録してからやるまで
20年かかったってことですね
それまではロレックス
やってたんじゃないですかこの人は
ロレックスの立ち上げをやりながら
ロレックスの次は
一般の人が買えるような
少し価格帯が下のやつを
作ろうと思って
20年後にやったのがチューダーなので
これを見る限り
多分ロレックスよりも2、30年
遅れてできたっていう感じなので
【YUTA】でも長いですね
【テイ】商標登録は
100年ちょっと前ってことですよね
そうですね最終的には
やっぱりロレックスを
買った方がいいと思います
【YUTA】そうですよね
【テイ】最終的には
【YUTA】もちろんかっこいいです
でもやっぱり僕から見ると
ロレックスに似てる
もうそっくりなんで
知らなかったら
ロレックスへの憧れみたいな感じで
付けちゃってるような雰囲気に
取られるようなもんじゃないのかな
とは思ってたんですけど
歴史を聞いたりとか
ロレックスと違うこと
やってるみたいな話を聞くと
まあそれはそれで好きって
人もやっぱりいるのかな
っていうのは感じましたね
【テイ】そうですね
あのやっぱり両方
買えるようにになりましょう
もうロレックスが高過ぎるんですよ
100万円で買えなく
なっちゃいましたもんね
【YUTA】たしかにそうですね
【テイ】中古のベンツより高いですよ
もうそんな時計買えたとしても
もうつけられないですよ普段
そこへいくとこっちはまだ
ドアにカンッとぶつけても
ああぐらいで済むけど
100万円以上のロレックスを
カンッでぶつけたら
これはもう立ち直れないですよ
【YUTA】車擦ったのと一緒ですもんね
【テイ】いや本当いいこと言いますね
その通りですよ
まあだからそういった意味でも
まず1本ダイバーズウォッチを
買うっていうのを
ここから始めて
まずこれを買う
また4、50万ぐらいの時計を買う
そうすると100万円くらいになるので
その2つプラス4、50万
でロレックスを買うと
1回で130万とかっていうのは
なかなかお金の用意が
できないですから
こういう時計も
なるべく売りやすい時計を
何個か買っていきながら
あるタイミングでそれをまとめて
その時計と足りない分
現金なりクレジットカードなりで
ロレックスを買うっていうやり方は
僕はすごくお勧めですね
ロレックスいつか
欲しいんだけれども
でもこの時計なら
ロレックスを手に入れるまで
楽しめると思います
よくできてるし語れますよね
この時計も色々語れる
ポイントがありますから
いいと思います
チューダー攻めすぎ!!
【YUTA】そのセカンドラインっていう
表現は正しくないでしょうけど
そういうものにしては結構作りが
落ち着いてるなっていう
印象があって
もっと派手な時計とかないですか
チューダーの中に
【テイ】チューダーの中で派手な時計…
あのね結構変な時計多いですよね
チューダーのファンの人に
怒られるかもしれないけど
デザインが結構
吹っ飛んでるというか
結構攻めてるんですよ
チューダーって
あえてロレックスが作れないような
時計を作ってきてる
と思うんですけど
これなんかもね
【YUTA】確かに
【テイ】かなり個性的なデザイン
昔このデザインのクロノグラフを
出してたみたいですね
1970年代初期に誕生したモデルに
着想を得ていると
昔こんな感じのやつが
あったんですよチューダーで
いやでもちょっと
二枚目には見えないな僕は
【YUTA】そうですよね確かに
【テイ】ありっちゃありなんだけど
持ってる人ごめんなさいだけど
【YUTA】黒い革ベルトとかで
全体的に黒っていうのも
かっこいいな
この感じとか
【テイ】これは裏がスケルトンなんです
【YUTA】おー
これ好きですね僕
【テイ】ロレックスは裏が
スケルトンの時計って
ほとんどないので今現行だと
チェリーニっていうドレスウォッチで
たまにスケルトンのやつが
あるんですけど
みんながロレックスって言って
思い浮かべるやつで
裏がスケルトンのやつは
多分ないですね
そういう意味では
チューダーは裏がスケルトンの
時計が何個かあって
これは人気もあると思いますよ
【YUTA】へーこれかっこいいな
【テイ】なかなか手に入らないんじゃないですか
【YUTA】うん
【テイ】この黒いやつは
傷が結構目立つので
僕はちょっと
敬遠しちゃうんですけど
傷を楽しみながらつけてる人は
たくさんいると思います
それが味だからっていうことで
これセラミックですね
セラミックはそんなに
傷は目立たないのかな
でもなんかね
ハゲてるのを見たことがある
気がするんですよ
これはイケメンですけどちょっとね
デザイナーちょっと攻めたなっていう
これもちょっと変わった
文字盤のデザインだと思うし
これ裏がスケルトンなんじゃないかな
これもだいぶ個性的なモデルですよ
リューズが右下にあって
【YUTA】あ、本当だ
【テイ】このベゼルって
昔のロレックスの
今でいうところの
エクスプローラー2のベゼルって確か
こんな風なんですよ
だから今のロレックスにないデザイン
昔のロレックスのアーカイブの中から
インスピレーションを得て
作ってる時計っていうのは
結構ありますよね
いやでもこれも結構
変わったデザインだな
これ僕要らないな
【YUTA】その一番左のとかも凄い
【テイ】最近このコンビの時計が流行ってるんで
これはきっと人気があると思いますよ
41mmだから結構分厚い
さっきの大きくて
分厚いやつなんで
このブラックベイの58っていうシリーズ
この39mmのシリーズは
本当にお勧めできます
頑張ったら
何とか買える値段ですね
50万円以下で
大体100万円以上の時計って
クレジットカードで
買いにくいですよね
【YUTA】そうですね
【テイ】じゃあ仮に
クレジットカードの限度額が
100万円だとしても
もう使ってるじゃないですか
そのクレジットカード
例えば30万円ぐらい使ってたら
もう70万円ぐらいしか枠がないので
100万円以上の時計って
そのカードじゃ買えないと思うんですよね
そうやって考えるとやっぱりね
50万円以内の時計が
やっぱり買いやすいかな
っていう気がします
そこへいくと本当に
お利口さんですよこの時計は
もっと高い時計が欲しくなったら?
【YUTA】大きさも凄く大事ってことが
今日は一つ分かりましたね
【テイ】そうですね
だから本当に二次元の
写真だけで判断するのは
本当に危険ですね
お店に行ってやっぱり
腕に乗せてみないと
【YUTA】重さもそうですしね
【テイ】あっ、重さ
僕にとって重さってすごく大事なので
ちょっと測ってみましょう
じゃあブラックベイが重さがどうか
137g
サブマリーナーはどうかな
僕はねサブマリーナーは
もう重たくてつけてると
もう嫌になっちゃうんだけど
【YUTA】なんかその重さ
僕結構好きなんですけどね
つけてる感がむしろあって
【テイ】なるほど
148g
重さも重いしケースの大きさも
やっぱちょっと違うんですよ
重くて大きいと
本当に僕は持て余すというか
つけてるうちに
あっち側にいっちゃうし
この58は凄く
装着感がいいですね
ちょっとつけてみましょうか
まあこんな感じで
【YUTA】スマートですね
【テイ】小さめと言えば小さめですけど
ちょっとサブマリーナーつけてみますよ
ここがね僕は
大きすぎて嫌なんですよ
【YUTA】参考までに
鄭さんの身長はいくつでしたっけ
【テイ】185cm
【YUTA】185ですよね
【テイ】あとは腕まわりだと思うんですけど
腕が細い人は
こうなっちゃうと思うんですよ
やっぱりちょっと
ブレスレットが見えてる方がバランスがいいので
腕が細い人ってつけた時
こうなっちゃうと思うんですよ
【YUTA】なるほど
【テイ】やっぱバランスっていう観点から言うと
こういう風になってほしいですよね
そういう風に考えた時に
やっぱこっちの方がね
日本人の体型だったら
こっちの方がね
収まりがいいんじゃないですかね
だから本当に
ものとしてのかっこよさと
つけた時の全体の
バランスがいいかどうかっていうのは
本当に所有してみないと
分かんないっていうところだと思います
【YUTA】それはもう本当身に着けるもの
全てそうですよね
僕はどっちかって言うと
服が好きで
色々買うんですけど
服こそもう
ただの真っ黒のパンツだとしても
4種類ぐらい全く違う
表情がやっぱりあるんで
それってもうサイズなんですよね
ぴたっとしたサイズ
ちょっとふわっとしたサイズ
なんならもうボンってしたサイズ
あと生地感とかもそうですよね
これもマットに見えますし
そういうのって布の折り方で
ざっくりおってると
それって表情として
意外と遠くから見ても
分かったりするんですよね
ただの黒のパンツだったら
何でもいいだろうとか思うんですけど
それってやっぱり自分の体型に
合うかどうかみたいなところが
プラスアルファで必要になってきますよね時計も
【テイ】だからこの状態で判断しないと
駄目なんですよね
【YUTA】置いておくわけじゃないですからね
【テイ】飾ってある状態だとか
これで判断するのは危険ですね
【YUTA】これだけでかっこいいなと思ったら
つけましょうってことですよね
【テイ】そうなんですねそうですね
はいその通りだと思います
ちなみにさっきから
言ってるGMTがこれですね
今年のカタログの表紙になってますね
こうやって見るとかっこいいんですよ
【YUTA】かっこいいですね
【テイ】かっこいいんですよ
ただ僕はちょっと大きさ
重さを持て余したかなっていう
ところがあって
これで判断しちゃいけない
ってことですよね
こっちがかっこいいこっちがかっこいい
っていうことではなくて
やっぱり腕にのせて
判断しなきゃいけないな
っていうことだと思いますが
高いのでね
高い買い物なので
本当に後悔しないためには
なんかやっぱりつけててね
ちょっとでも違和感があると
ハッピーじゃないんですよね
これは本当に僕はお勧めします
【YUTA】好きですね
好きなランキング
上位に入るデザインです
【テイ】でこれが
チューダーの店員の方に
聞いたんですけど
いきなり廃盤になるらしいですよ
でその人が言ってたのは
これなんかも
意外と急に廃盤に
なるかもしれないですよ
って言ってたんですよ
そうするともう
本当に手に入らなくなって
これもやっぱ10年後は
もうこれは作ってないと
思うんですよね
この色は幻になっちゃうので
もう今しかないですよ
買うなら今しかないです
【YUTA】この番組やり続けるとちょっと僕
危ない気がしてきましたね
刷り込まれている
いやでもかっこいいですね好きです
全然若者もいけるし
でもやっぱ年齢層も若いんですかね
ロレックスより
【テイ】そうですね
あとは2本目3本目で
買う方が多いと思いますね
でも本当に今のチューダーは
時計としてのクオリティ
すごく頑張ってきてて
そのクオリティのわりには
割安だって言われてるんですよ
他のブランドに比べて
【YUTA】コスパってやつですね
【テイ】そうですね
だから仮に50万円で時計を
何個か並べた時に
お買い得っていう評価だと思います
【YUTA】分かりました
ズバリ、58の魅力とは?
【YUTA】じゃあ今日のまとめをなにか
結局鄭さんが思う
チューダーという時計の
一番魅力のポイントは
どこにあるんですかね
【テイ】そういう意味で言うとコスパですね
もうロレックスは
コスパが良くないので
絶対王者ではあるんですけれども
あまりにも高すぎますから
もう高級時計に
あっち側に行っちゃいましたね
ロレックスはね
もう一般の人はあんまり
手出せなくなってきてるので
やっぱり普通の人でも買えて
価格と性能が見合っていて
つけて楽しめる時計
の本当に第1候補じゃないかな
という風に思いますね
ただたまにね
狂ったデザインもあるので
でもやっぱりチューダーは
ロレックスと同じことを
やっていてはいけないから
冒険をしてる
っていうことだと思います
まあ昔ロレックスも
変なデザインの時計は
もう山ほどありましたから
本当にちょっとセンスを疑う
時計はいっぱいありますよ
【YUTA】オーソドックスなやつしか
多分知らないだけなんでしょうけど
【テイ】人気なくて売れなかっただけです
だから知らないだけなんですけど
いっぱいありますから変な時計
【YUTA】今でもあの多分
結構あの好きなデザインは
鄭さんと似てるんだろうな
とは思ってます
「これかっこいいよねかっこいいよね」って
言ってるやつ僕も
全部かっこいいなと思って
やっぱりこの色絶妙ですよね
このブルーと言うかネイビーというか
ここの色も好きですし
あとはさっきカタログ
見していただいたのだと
黒の実物をちょっと
見てみたいなっていうのは
少し思いました
もう真っ黒にしちゃうみたいなのだと
結構かっこいいんじゃないかな
と思ってます
結構僕
仕事関係で使う
カメラ機材とかも
あえてもう全部ブラックな
デザインでガーッて
まとめていったりしてるんですよね
なので多分トータルコディネート
としてブラックはなんか
気になるなっていうのは
最近の僕の色の好みです
【テイ】なるほどやっぱりそうすると
人と被らなくなると思うんですよ
でいつも僕がね
YUTA君に自慢してますけれども
僕が持ってないやつをもし持ってると
ちょっとやられた
って感じになるかもしれないので
そのセラミックのやつ
買うのもありかもしれないですね
【YUTA】ちょっとこの後ググっておきます
【テイ】じゃ今日はそんなところでしょうか
【YUTA】またまた楽しい時間で
どんどん時計のことは
好きになれそうです
ありがとうございました